階段がきれいになった訳...
27年前、長女を妊娠してた時、捨て猫を拾ってきたのは夫さんでした。
白い猫ですが、シャムネコみたいに顔と手足としっぽがだけ少し色が濃くて、目がブルーのとてもきれいなネコさんでありました。
その時は、ちょうどわたくし二度目の妊娠中で、一度流産したこともあり少々神経質になっており心の余裕がありませんでしたので、「猫の世話は夫さんの役目」と、そういう決まりごとになりました。
夫さんは、自動車修理工場の仕事をしていますが・・・。
従業員さんが8割ぐらい整備をしていて、夫さんが残りの2割の整備と、あとは主に営業をしています。車検やら、点検やら、代車やら、車の配送やら、販売やら、様々ですが、
保険は私。
経理や請求書の管理も私。
夫さんはしません。
電話係も私。
ご飯するのはわたし。
洗濯も私。
家事はほとんど私。
夫さんはしません。
私は、整備は無理だけど、お客さんに対することで手の足りない時、お給料はもらってないけど自分にできることは手伝うのですが、夫さんは私の仕事がしんどい時にまったく手伝ってはくれません。なので、私も「ネコのお世話」と「自分ちの分の洗車」この二つだけは絶対しないという信念を貫く所存でありました。
(ちなみに、犬も猫も、あたくし、大好きであります。トイレの掃除もシャンプーもなんにも苦にはなりません)が、とにかく、「これは夫さんの仕事」としておきたかったわけであります。
ところで、
昨夜、夫さんは趣味のテニスをしに行きました。
ジュニアテニスのコーチなんぞもして5時半にでていくので、夕ご飯は帰ってからです。
10時に帰ってきたので、ごはんを出しましたら、
食べながらも、ネコさんトイレのにおいが気になる模様。
「くさいー。におうー。」とぼやきつつ食べておりました。
もちろん私はそんなこと無視であります。
で、結局、夫さんはごはん食べてから自分でネコさんトイレをお掃除しました。
それは良かったんだけど、そのあとに最悪な悲劇が起こりました。
汚物を集めていたバケツがですね、、、経年劣化により、階段を下りていくとき、
持ち手がガシッと外れて、
どっしゃーーーーーっと、「うあああああああああっ。」と、
う〇ことお〇っこにまみれた砂が階段中にぶちまけられてしまったわけです。
夫さんは、顔を赤くしたり青くしたり、
なにやら怒りを感じているようでしたが、どこにぶつけていいのかわからない様子で
「ああもう・・・」「ああ・・もーーうぅぅぅ」
そんなうめきのような、絶望と呪いの言葉を吐くばかりであります。
どうも、男の人って、
汚いものが、きらいなんですな。
(私も好きではありませんが)
(赤ちゃんのうんちとかも、とても嫌なもののようでしたし。)
その様子が、とても、なんというか、
人間の器が小さく見えて・・情けなくなりました・・・。。。
「もう、お風呂行けば? あと、やっとくから。そういう絶望のオーラがすごくイヤ。」
わたくし、強気であります。
普段のルーテインワークの掃除はできないけど、掃除イベントになってしまうと過集中しますので、自分で言うのもアレだけど、やりだすと徹底的なんですよ。
まず、人間が歩ける部分をほうきで履いて作って道を作って、
階段途中にもいろいろモノが置いてあったんだけれども、それは砂がかかってなくてもほこりは降りかかっているので全部一時撤去して、いらないものは捨てて、壊れたバケツもゴミ袋に放り込んで、階段の上から順にどんどん砂とうんこを掃き集めて全部ゴミ袋に集めてから、階段を水拭きして、ファブリーズして、もう一度吹いて、さっき批難させた食器類も全部きれいに洗って片づけました。
↑ わしの足写ってたww
階段に物が置いていないって、気持ちいいね・・・。
夜中12時過ぎました。(でも思ったより早くできた。)
台所がきれいになるのは、何かをこぼしたときです。
犬や猫がゲロを吐いたところもきれいになります。
普通の汚れは、黙認ですけど、
イベントが発生すると、きれいになるのです・・・。