息子の卒業式(高校編)
ああ。
親の義務が一つ終わったって気がします。
何事もなく卒業の日を迎えられて、よかった。
お弁当たまにさぼりつつ頑張れてよかった。
朝6時45分。毎日遅れることなく。(私はよく寝過ごしたけど)
インフルエンザ以外休むこともなく学校に行けて、よかったー。
式の後のHRでひとことずつ子どもたちがコメントしていきます。
「三年間で、今のクラスが一番楽しかったです。」
という発言が目立ちました。
いいクラスやったんやと実感しました。
うちの娘らより年下の若い担任ですわ。
それもよかったのかもしれませんね。
ホント良かった・・・。
かわいそうな(と言ってしまうと語弊もありますが)
不遇な時代にあたってしまった子たちだと思います。
中学2年の終わりにコロナ禍に見舞われて、
大事な受験の年に、学校閉鎖が続いて登校日数や授業が減ったこと、
中学の修学旅行の東京行きも変更になり、(小さな遠足になりましたが)
頑張ってた部活も吹奏楽のコンクールが中止になり、
いざ高校に入学してみれば、
イベントというイベントがほとんど縮小または学年別で。
昼食の時間は黙食。できるかぎり「交流」というものを控える生活。
・・こんなので友達なんてできるのかしらと、
何か楽しいことはあるのかしらと、
随分心配したものでした。
高校の修学旅行は、ちゃんと東京に行けて、ディズニーシーも行けて、
そのおかげかわかんないけど、お友達もできて、
今日の卒業式の後もボウリング場?とモールで遊ぼうかと誘われて、
こちとらいろいろ送り迎えで振り回されましたが、、、
ずっと家で自宅チャットとかするしかなかったことを思えば、
ちょっとぐらい送り迎えさせられても平気よ平気。
お友達になってくれてありがとう。
みんなみんなありがとう。
息子の笑顔と「楽しかった。」の言葉が。
本当にありがたいです。
どんくさくて、理屈っぽくて、運動神経鈍くて、少々うざくて、ダサくて、
いじられキャラというか、めんどくさいやつではありますけど、
とても心のやさしい息子です。
私にとっては、とてもとても大切な息子であります。
しあわせになって欲しいです。
なんでもいいです。
機嫌よく、ただ機嫌よく 日々を過ごしてくれれば、
もう何も言うことはありません。
(卒業式と仕事と送り迎えでくたくたになっている私を気遣って、息子ちんこうやってわしが日記書いている間にお洗濯を干してくれております。それも自主的に。奇特です。)