カフェを開きたいと思っていた。


カフェを開くのが長年の夢で。だからこのブログの看板にしてみたのです。

夢を見続けてて、とりあえず、目の前の生活をぼちぼち頑張る毎日。
そこからちょっとのきっかけで夢が動き出し、ついにカフェが現実に!!

さて、ここがゴール?
いえいえいえいえ、ここからがスタート。

自分のカフェを持ち、理想と現実のギャップに悩み。
絶賛、試行錯誤と暗中模索の繰り返し。

みたいな日記。

土砂降りの中で。

夫さんが会議で出かけた後のことです。
カフェは定休日でおやすみ。
夏休み中の息子と一緒に、バイキング行こうぜ!と相談していたところ、
夕方からバケツをひっくり返したような土砂降りと雷。


実は、
うちの家って欠陥があるんですよね。
車屋さんの看板で屋根をぐるっと取り巻いてるんですが、
屋根に降った雨水はトユから流れ出ていくようになってるんですが、看板のせいか葉っぱがたまりやすく、水の出口を蓋してしまうことがあって、そういうときに土砂降りの雨が降ったらオーバーフローして屋内まで逆流してくるんですよ。


まあその、一番弱い場所が階段のあたりなんですが、
2階に上がった踊り場?横の壁から伝って、その下の一階の壁(キャビネットの裏)から滝のように水が出てきて気付くという状況になります。
もう何度もやってるので、さすがに学習して、夫さんは雨が激しく降りそうなときは晴れてる間に屋根に上がって葉っぱの掃除をするようにしてくれてます。


さて、しかし。
今回はあまりにも急で、そして、夫さんもいない。
いつも通り、息子と私とは平和にぼーっとしてたんですが、
「雨漏り!」と息子が叫び、
「!!」


このまま雨が止むまで放置したら家じゅう水浸しになってしまう。
どうしようもない、そして、高校生の息子の体幹を信用できず、
自分が昇ることに。


ああ屋根。高い。 屋根ですよ。
ここです。(足マットとか干してるところに脚立をかけるんです)

まずは、脚立を伸ばして、かけて、1階の屋根へ。
パンツまでぐしょ濡れになるレベルの土砂降りの中。
体じゅうからしずくが流れて服が重い。水の中泳いでるみたい。
時折、雷が激しく轟きます。
(・・・・私に雷さん落ちないよね。これ。)
・・と思うけど、口に出さない。怖すぎて。


あのね。うちの1階ってショールームにするって言って天井3m余りあるんです。
高いの。
そして、キッチンの前の屋根を渡ってもう一段、屋上へ。
そこには脚立じゃなくて備え付けのはしごがありますけど、
細いはしご、見えてるでしょ。
正直・・・、
こわい!


水の出口は案の定葉っぱと小枝で詰ってて、
それを取り除いたらずおーーーっと屋根にたまっていた水が流れていった。
すぐに
「ましになったー。」という息子の声。
ほらね。
ミッション完了。
帰還せよ。


しかしです。帰りがまた怖いの。
屋根の看板がね、結構な高さがあるんですよ。
行きははしごがあるから看板の上から屋根の上に降りるだけだけど、
(あ、看板の幅は20センチぐらいあります。)
屋上から出るとき、自力で腕か足をかけて看板のヘリに上がらないといけない。
その怖さよ。20センチの幅のたよりなさ。
腕の力・・は、自信がない。
足は、・・届くの?わし。
必死さと言うものはヒトを強くします。
何とか上がりました。
はしごをつかむぶるぶるします。
はしごも脚立も、揺れます。
「倒れない」「私はできる子」と案じかけつつ。
地面に足が着いた時の安堵感よ。


たったの何メートルか上っただけなのに、
翌日、あちこち筋肉痛なりました。腕と、太ももの裏とか、背中とか。
緊張してたんでしょうな・・。

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