カフェを開きたいと思っていた。


カフェを開くのが長年の夢で。だからこのブログの看板にしてみたのです。

夢を見続けてて、とりあえず、目の前の生活をぼちぼち頑張る毎日。
そこからちょっとのきっかけで夢が動き出し、ついにカフェが現実に!!

さて、ここがゴール?
いえいえいえいえ、ここからがスタート。

自分のカフェを持ち、理想と現実のギャップに悩み。
絶賛、試行錯誤と暗中模索の繰り返し。

みたいな日記。

こころのおきどころがなくなってきて・・

現実では声に出せないことを書いてみる・・。




今日も母の病室に行ってきた。


一週間ぐらい前に、
「あまり状態がよくないので、面会に来てもらってもいいですよ。」
と、お医者さんから許しをもらったので。


二日前までは、それぼどおかしなことを言ってなかったのだけれど、
今日は、何もない壁に向かって話しかけていた。
「おお、こうじも来てくれたん。」
「きれいな花やなぁ。」
(こうじ君は、いとこです。母からすれば甥っ子です)


半分は現実も見てる。私の顔を見て、名前を言う。
「あんたも、こうじに礼を言うて。」
・・・いやいや・・それただの壁やし。


「おしっこ行くから、起こして。」
母はもう、2か月前から一歩も歩いてないし、ベッドから起き上がることもできない。
看護師さんが来て、説得してくれる。
「下着の中にしてくれたらいいんですよ。先生が起き上がったらだめですよって、言ってますからね。」
排泄の感覚もわかっているような、いないような。
昨日は「うんこした」って言ったけど、嘘だったしなぁ。




腕や首は、やせて、骨ばかりになっている。
しかし肝臓が機能していないせいで、腹水がたまって、下半身はパンパン。
足なんて、むくんでむくんで足首が曲がらないほど、丸太棒のようになっている。



私が自宅に帰ってから・・さっきも電話がかかった。
「森君がしんどくなってるから、郵便局の前まで来てあげて。」
「森君?看護師の?」
「うん。飯田食料品やさんの、お向かいの、森君。」
・・・飯田さんはもう、40年ぐらい前に閉店してます・・。
森くんは、確かに看護師さんですけど。
郵便局は、実家の近所。
そこで車をUターンさせるので、いつも母ちゃんは、そこまで出てきてました。
現実と夢が、ごちゃ混ぜになっていて、何が本当なのか、母にはわからない。
「頼んどくで。待っとるから。」
「わかった。」


本当は私は、「わかった」‥と返事をすることが、怖いのだ。
母の言っていることは、夢を見ているだけで、結局は嘘なわけで、
本当なわけがないのに、本当のように錯覚しそうになるし、
「わかった。」と言っておいて、郵便局まで行かないことに、罪悪感を感じたりするし。






つらいよ。
・・・。



こんなことを感じてはいけないのだと思うけど、


今日は、病室に行くのがつらいと思った。





「コロナのせいで、顔も見に行けない!」
と、憤慨していたけれど、


会えても、何もできないし、


どんどん悪くなっていくのを、見ているだけだ。





カフェの予約を取るのも、いちいち考える。


その頃まで、もつだろうか?
大変な時なんじゃないのか?
断らないといけないかもしれないのに、受けてもいいのか?


でも、今、何も起こってないし、
仕事を休むのも、おかしい気がするし・・・・。



何かを待ってる・・?


待ってるのかな?


待ちたくないのに?





どこまでしんどくなったら、終われるんだろう。


しんどいのが終わるとき、命が終わるの?


そこまでいかないと、終われないの?


死ぬほどしんどいって、どういうことよ?





でも


「明日も来るわ。」と言ってしまった。



明日も行く。


何か、持って。


まだ食べられるし。


ひとさじ、ふたさじだけど。


おかゆか、プリンか・・。


明日も、・・行く。

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