自由研究の草木染 後編
さて,唐突に前回の続きから。
一晩ほったらかしたわらびはどうなったかな と
げえ・・なんだか濁ってる・・。まずは水あらい・・
やっぱり薄い。 薄いよぅ。
と,とりあえず広げてみる。
えええ・・・ほとんど色が入ってない~(´;ω;`)
し しかしまだ,わたしにはまだ,魔法が・・・
ゆけ,媒染剤
おお おおお かっこええ。
ちゃんと変化した!
もっと萌木色みたいなのがよかったな・・・(贅沢言うなや
では,もうひとつ,なすびの皮もいってみよう。
あんまり色が出ない・・・
なんなんだ。ナスめ。料理の時は変なところまで紫にするくせに。
これまた,薄いやん。。。
・・・広げても・・・
わらびよりひどい。
たまねぎが強烈過ぎたからそう思うのか,自然の色素なんてこんなもんなのかなぁ
しかたねえ,やるか・・・。
いでよ! ばいせんざい!
お 青っぽくなった。ミョウバンがいい感じだ。
ネットでいろいろ調べたら,そもそもナスビはあんまり色が出ないようだ。
でもなんか方法がありそうなんだけどな~・・・。
反応はやっぱり鉄媒染の反応が一番面白いかな。
片っ端から黒くするのもどうかと思うが。
すったもんだしながらも,全部干して乾かして,並べてみた。
並び順は
銅わらび 鉄わらび ミョウバンわらび
銅たまねぎ 鉄たまねぎ ミョウバンたまねぎ
銅ナスビ 鉄ナスビ ミョウバンナスビ
こんなことになりました。
色の薄い子もなんだか感じがいいよ。さすが草木染だな。
(この1枚ずつを自由研究に貼りつけて,残った分はアイロンをかけてコースターに仕上げて,自分のものにする予定。オークションにだしたら売れんかな~w うふふ)
息子まとめ
媒染剤に浸けると,化学変化のように色が変わるのが不思議でおもしろかったです。
ミョウバンは黄色っぽくなります。鉄は黒っぽくなります。銅は茶色っぽくなりました。
そめるえきの濃さや,熱を加える時間,つけて置く時間,同じ媒染剤でも,濃さによって違いが出るかもしれません。もっと調べてみたいと思いました。
また,きれいな色が出る自然の物がたくさんあると思うので,身近にどんな素材があるか探してみたいです。
店で売られている服などは,発色が安定していて管理もしやすく大量生産がしやすい化学染料で染められているそうです。自然の中にあるもので布を染めるのは,化学薬品と違って安全だと思うし,自分の加減でいろいろ染め上がりが変わったりするけれども,ひとつひとつ違うのが楽しいです。そして色合いも温かみが感じられると思います。
以上。
できあがったけど,息子に清書させるのが残ってる。
これが大難関だわw