カフェを開きたいと思っていた。


カフェを開くのが長年の夢で。だからこのブログの看板にしてみたのです。

夢を見続けてて、とりあえず、目の前の生活をぼちぼち頑張る毎日。
そこからちょっとのきっかけで夢が動き出し、ついにカフェが現実に!!

さて、ここがゴール?
いえいえいえいえ、ここからがスタート。

自分のカフェを持ち、理想と現実のギャップに悩み。
絶賛、試行錯誤と暗中模索の繰り返し。

みたいな日記。

自由研究の草木染 前編

息子の自由研究=親の宿題
という批判もちらほら聞こえるが,夏休みのたっぷり時間がある?ときに,親子が共同で課題に取り組むってのは,悪くない気もする。


最初に
わし「息子よ,おまえは紙すきと草木染のどちらがよい?」と訊ねた。
息子「かみぞめー」
わし「あほう。まざっとるやないか。よく聞け。 紙すき と 草木ぞめ じゃ。」
息子「んー。草木ぞめ!」


ということで,テーマが決定した。
本人は,なんのこっちゃわかっていないが,わたしの趣味にあわせてもらう。
同じするなら,わしだって楽しみたいのだ。


最初は,やり方やら一つ一つの作業の意味を丁寧に教えてはいたんだが,
染 という字も 媒染 という字も, 浸す という字も 液 という字も
「まだ習っていない~!」と言いやがるめんどくさい5年生の文章を考えてやるのにだんだん嫌気がさしてきて,まずここで自分の記事にしてしまおうと思っちまった。
(いや,もちろん宿題はさせますよw)



まず,

生成りの綿100%の生地を1m10cm買ってきた。これを一辺が12cmぐらいの四角に切って,最終的にはコースターにでもしようかなと画策をする。


(方針はすべて親の独断)


何で染めよかな? たまねぎの皮をためてあったのと,
いろいろネットで見てみて,身近に手に入るもの・・・ナスビもらったから,
これの皮でできないか? 
もひとつ,犬の散歩してたら野生のわらびがわんさか生えてる
(わらびはもともと野生です)それを摘んできた。

先に,生地を中性洗剤でさっと洗って,


それに,タンパク質を加えるために,豆乳に浸す。


そして,乾かす!  えっ?腐らないの?と思ったが,
真夏ですから,すぐパリパリに乾きました。
匂いはどうなるかなと思ったけど,大豆の匂いっぽいものは感じるけど気にならない。
もともと動物性の糸(絹糸やウール)は染まりやすいが,
植物由来の糸は染まりにくいんだそうだ。化学繊維はそもそも染まらないらしい。


生地を乾かしている間に,媒染剤の作成。
10円玉を お酢と水を半々にいれたもので10分ほど煮る。
お酢を沸騰させる匂い・・「くさいっ!!」・・と夫が逃げて行った。
でも,正体がお酢だと思ってるから,あたしゃそんなにつらくないw
もうちょっと放置したらいいのかもしれないけど,実験する程度だからちょびっとでいいかな。しばらく放置してコーヒーフィルターで漉す。ガラスの瓶に入れたら,緑色のきれいな液体になった。 これが 「銅媒染剤」


次,鉄くぎを同じくお酢と水を半々にしてまたコトコトと煮詰める。


そしてこれもコーヒーフィルターで漉す。
今度は赤茶色の液になった。 これが鉄媒染剤 ↑これはまだ途中だから色は出てないよ
(後日,放置している間にどんどん色が濃くなってきた)


もうひとつは,みょうばんをお湯に溶いたもので,すぐできる。 それがアルミ媒染剤。


この作業で使った十円玉がピカピカになった!
でも古くぎはきれいにならなかった!



次は染液の作成。たまねぎの皮煮てます。


切った布を輪ゴムで好きなようにしぼってます。絞り染め。


染液に浸けた! まるでおしょうゆ。

ちょっ煮てみて,しばらく放置して,
(時間を測って実験してもいいかもしれない)
さっと水洗いして,輪ゴムをはずして広げる。

ほう。広げるのがおもしろい。
しぼり方をもっと工夫したいけどボキャブラリーに乏しい。
これももっと調べたら楽しそうなんだけどな。


そして,お楽しみの媒染剤登場。適当に水で薄めて3種類。

息子よ,字が汚いぞ。
あーしかし,おもしろい変化キタ!
同じ色だったのに,媒染剤によって色の変化が!!!
これぞ「実験」の醍醐味だ。
みょうばんは黄色っぽい。
銅媒染は茶色い。
鉄媒染はごげちゃいろ。


よし,気をよくして次!


きれいな草色の染液ができそうな気配・・。
わらびは,ざくざく切って3角コーナー水きりネットを使ってみた。
そのまま生地を投入できた。たまねぎもそうすればよかったな。


一日目はここで力尽きて,
わらびの染液に布を放り込んだまま一晩放置したー。



ちなみに息子の自由研究の冒頭 ↓↓


「草木染めとは、植物の汁で布地を染めることをいいます。
ただそめただけでは,洗ったり日光に当たったりすると、すぐに色落ちしてしまいます。
なので、布地に色素をしっかり定着させるための薬を使います。その薬を媒染剤といます。染める材料と,媒染剤によって,染まり方がどう変わるのかを調べました。」



この続きは 明日に続く!



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