カフェを開きたいと思っていた。


カフェを開くのが長年の夢で。だからこのブログの看板にしてみたのです。

夢を見続けてて、とりあえず、目の前の生活をぼちぼち頑張る毎日。
そこからちょっとのきっかけで夢が動き出し、ついにカフェが現実に!!

さて、ここがゴール?
いえいえいえいえ、ここからがスタート。

自分のカフェを持ち、理想と現実のギャップに悩み。
絶賛、試行錯誤と暗中模索の繰り返し。

みたいな日記。

地域の病院

「町立の総合病院が変わる」とは聞いていたのだが,
整形外科と 内科以外は閉鎖され,ちょっとしたことで車で25分の「南奈良総合医療センター」に行かねばならなくなった。
車で5分足らずだったのが,遠くなることで「行くのが大層だ」と思えたし,本当に奈良県の半分を一つの病院ですべて受け入れ可能なの?という疑問もいろいろとあった。



昨日,義父が「ふらふらする」と言って救援?の電話をよこしたので
旦那は焼酎を飲んでたので運転できず,私が旦那実家へ義父を拾いに行き,カラオケに行ってる義母を拾いに行き,初めて,南奈良総合医療センターに行ってきた。


電話してきて「すぐつれて行ってくれ」と言ったくせに,迎えに行くとまだ居間でTVを見ていて,「いきましょか!」と支えようとしたら,「いや大丈夫やねん。」と介添えを断られ,義母を付添い人してもらうためカラオケ屋さんに迎えに行くと,着く直前に「まだなん?」と督促の電話がきたりして。(遅くなったのは,じいのせい)


わたしも初めての病院だが,義父母もここへくるのは初めてと言うので,受付や問診票など全部わたしが義父に聞きながら書いてあげた。文字を読み理解するにも時間がかかるし,書くこともの時間がかかる。
「いつも飲んでいる薬はこれや」と処方箋を渡されたので,問診票にその薬の名前を書いたが,ええ?ロキソニン?違うんじゃないの?と思っていたら,看護師さんがやはり「これは糖尿とちがいますねー。」と言った。薬の袋を出してきたので見たらやっぱり全然違う名前だった。
「お義父さん,これ風邪ひきの時の薬ですよ!」と訂正しておいた。
・・また,だまされたよ。


義母は「もうしんぼうできへん。」とトイレに行ったが,そのまま20分帰ってこなかった。(道に迷ったらしい)
義父は耳が遠いので,呼ばれてもわからない。そしていちいち通訳が必要だ。
血圧正常。血糖値は120。CT検査までしたのに,特に悪いところはなし。
「脳は若干委縮してきているが86歳であれば充分です。年相応。」
何の薬か知らないけれども
「フラフラするときの薬出しときますね!」
と,若い医師に言われて
じじばばともに
「これで安心やな。」と言っていた。
・・何も原因がわからず根本解決していないのに安心するとは,
医者の言葉は魔法の言葉である。


精算は精算機が相手なのだが,
義母が一万円札をにぎって機械の前で固まっている。
職員の方が,義母から一万円をひったくり?機械に入れた。
領収書は私が受け取り診察券も私が引き抜いた。


投薬窓口が2階で,エレベーターに乗って行かなきゃならんようで,
義母に行かせたら,またぜったい道に迷うわ!と思って,私が取りに行った。
義母は帰り間際にもまた「トイレ行くわ」と言って
トイレから出てきて,また正反対を向いて歩いて行きそうになってた。
「先に車に行くわ」と言った義父に車のキー渡したのだが,
車に戻って「開けて!」と言っているのに,運転席のロックを開けやがらん。
後部座席にまわって「キーくださいよ」と言ったら,
わたしのじゃなく,じいの車のキーを渡された。
わし「これ違いますよ!」
じい「あれーどこいったんど?おまえにわたしたやろ。」と,ばあに文句言ってるが,
私が渡したのはじいだから,犯人はじいだ。
「キーなかったら帰れませーん。」
そして,後部座席から手を伸ばしてロック全部開けて室内灯つけて探すこと5分。
じいが立ち上がった途端,ちりりん とキーについてる鈴の音がした。
じ「あったわ。おかしぃのう。おれか?」
(あんたです)
と家に送り届けてほっと一息ついた。
「世話になったなぁ ありがとう。」という言葉をもらった。


ちなみに義父母とも,ボケてはいない。
ごく普通の劣化。
年相応の年寄りだ。


これから,こういうことが増えてくるだろうなという覚悟が,
私にはある。 (つもり)
「夜に電話したら悪いと思って。」と義母は言うが
「電話してきてください。わたしが行きますから。」と言った。
(同居することを思ったらよっぽどましよ)



「元気なうちに田舎で暮らそう」と,なんだか政府がそんなことを言っているが
田舎が年寄りだらけになったら,たまったもんじゃないわ! と
私は思っている。
本当の要介護状態になってしまえば対処の方法もあろうが,
自分はしっかりしていると思っている半分あやしい人だらけになるのは,
本当に怖い。
今もうすでに,田舎は老人だらけだ。
人生を築く上で,子ども達はまず大学にいき,都会で職を見つけて結婚して定住。
ほら,わたしらと同世代で町に残っているのは商売人の跡継ぎとか,
町役場に就職したか,学校の先生になったか,そんなとこしかない。
自分だってじきに老人になる。
そんなものを,自分の子ども達に背負わせたくないよ。


もし・・・背負わなければならないのであれば
国からのよほどの支援が無きゃ,やっていけないし・・。


家の鍵と車のカギを間違えて,ドアが開かない開かないと言われて見に行っても,
出張代金ももらえないんだよ?そんなお客さんばかりになったら困るんだよ。


都会におられるしっかりした方々は,都会の年寄りの世話をしてもらいたい。
田舎に住む我々は,田舎の年寄りみてますから。


にほんブログ村 主婦日記ブログ 50代主婦へ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する