だしじゃこの出汁
先日だしじゃこをもらったので,消費すべく下処理をする。
頭をはずして,背中から半分に割って内臓を取る。
水に放り込んでしばらく置いて,煮立たせて,漉す。
浸ける時間や取りだしたりするのにちょうどいいタイミングが
決まってるのか知らんけど,(お料理教室的に)
あたしゃそんな繊細なスキルはもってないので,とにかく適当である。
猫たちは大喜びだが,
わたしは正直めんどくさい。
昨夜の夕ご飯は,
鮭のチャンチャン焼き。
カボチャの煮物。
えのきとワカメのお味噌汁。
白ごはんとキムチ。
煮物とお味噌汁に,そのだしじゃこで取った出汁を使った。
夫さんがめずらしく
「みそ汁うまいな。」
と言った。
ほぅ。
ほほぅ。
いつもは,顆粒の「だしの素」を使ってるからね。
違いがわかるの?
・・・最近,味音痴とバカにしてしまったことを,ちょこっと反省してみる。
(いや,牛と豚を舌で区別できないのは,やはり味音痴だとは思う)
ああ,
インスタントのだしの素には塩分が入ってるから,
普通にだしをとるときとはお味噌の濃度がちがうのかもしれない。
もらった「和歌山のだしじゃこ」が上等だったのかな。
とにかく
「おいしい」の一言で,
出汁を取る甲斐があるというものだ。
昼ご飯,おうどんの出汁をこれで取るか・・
うん。
こおばしい良いにおいがする。
出汁を取るのが,少し楽しくなった。