（パターンその1）
ごはんが残り三人分・・夕方にお弁当の注文があってそれでギリギリ、
ＰＭ2：00　おひとりさまがランチに来ました。
わし、炊飯器のふたを開けて・・
「できますよ。」

なんでや！
だって・・まだあるんやもん・・ごはんが目の前に。
しかし、弁当の分はこれからご飯炊くのか！？
・・・・炊くんや。
どうせ、これから家族の夕ご飯の分を炊くんだし、と変な納得の仕方をして。
あ、しかし、サラダもなくなってるぞ？　蒸し鶏も・・。
ぐはー・・・受けた限りは、冷蔵庫の中から何でもいいからひねり出さねば。

（パターンその2）
コーヒーとサンドイッチをご所望のお客様が、
「ごはんあったら、おにぎりして。２個ほど。パックに入れて。袋もくれる？」
えっ？はぁ・・。「わかりました。」

おにぎり？　そんなもんメニューにないよ！
ってか・・わしは家政婦か？
なんでやねん。と突っ込みたいのに、突っ込めない。
お漬物と、ちょっとしたおかずを一つつけて、200円で売ってしまう。
あとでじっと考えたら・・・安いわ！！
ここスーパーちゃうし、コンビニでももっとするわ！
それに、袋代も取られるわ！

（パターンその３）
ある定休日のこと。
「今日おやすみ？　お弁当欲しかったんやけど。」
「いいですよー」
休みやん・・。
休みやで？
今日は自動車のほうの事務をする日。
なのに、受ける。
なんでや！

（パターンその４）
ある日の朝９時のこと。
「ちょっと会議に使わせてほしいんだけど、今からコーヒー６人分お願いしてもいい？」
「いいですよー」
うちの営業時間、１１時からなんです・・・。

（パターンその５）
「頼んであったお弁当、配達してほしいんやけどー。」
「いいですよー」
ほんとは厳しい。もちろん厳しい。お昼どきに私が留守をするなど考えられない。
だから夫さんに配達してもらうのだ。夫さんがいなかったら無理ｗｗｗ

（パターンその６）
「今度、友達と飲み会したいんやけど、夜お店開けてくれる？」
「それに、夕ご飯とあてとお願いできる？」
「いいよー」
献立と予算はどうすんのよー！と思いながら、
ぐるぐるとどんな料理するかを考えてしまう自分が悲しくも愛おしいよ。
ホントはつらい。家族の夕ご飯しないとだし。
仕入れや、仕込みも、夜しかないし、寝る時間なくなります。

（パターンその７）
「明日、シフォンと違うケーキ、一台焼いてー。」
「えっ？えーと。じゃあ、フルーツタルトでもいいですか？」
「うん、それでいいよ。」
「わかりました。」
レシピ見なくてもシフォンケーキは焼けます（一応）。が、
他のものは分量など確認しながらでないと自信がないです。
なので、ちょっとしんどいわけです。
で、レシピ確認して材料足りずにスーパーなど買いに走りにいけなくなる・・。

というようなことばかりしています。

たぶん。
性分なんでしょう・・。
その分、なんらかの苦労をしょい込みます。
知ってます。知ってるんですよ。
なんかの役員とか引き受けるのも、
遊びに行こうって誘われても、
一緒にトイレいこ。って言われても、
「いやです。」と言えなかったんですよ。昔から。

え？
優しいから？
いやぁ・・違うんですわ。。。
性格は結構ひねくれてますし。そして、気が弱いわけでもないです。

対人が苦手なのか、いいかっこしてるのか、なんかわかりませんけど、
とにかく、「あ、無理ですね。」とか言えないんですわ。

そう、たぶん・・・。
断れない性分なんでしょうね。
しらんけど。

さて、これは本日のフルーツタルトです。　↓↓↓