カフェを開きたいと思っていた。


カフェを開くのが長年の夢で。だからこのブログの看板にしてみたのです。

夢を見続けてて、とりあえず、目の前の生活をぼちぼち頑張る毎日。
そこからちょっとのきっかけで夢が動き出し、ついにカフェが現実に!!

さて、ここがゴール?
いえいえいえいえ、ここからがスタート。

自分のカフェを持ち、理想と現実のギャップに悩み。
絶賛、試行錯誤と暗中模索の繰り返し。

みたいな日記。

奈良県よろず支援拠点

今日は、「奈良県よろず支援拠点」ってところに、行ってきました。

ここ。
先日銀行さんに金策の相談に行ったら、
「まずは、商工会さんに相談してみて。」
と言われ、町の商工会に顔を出したら、今度はこっちを紹介されたんです。



正直言って、「返さなくてもいい補助金」を出してもらおうと思って来たのに、
「創業の補助金というのは、ないんです。」
という、すげないお言葉。泣く。ひーん。


「でも、創業しはじめて間もない、小さな事業所を支援するための補助金は、いろいろあります。」
という、今度はありがたいお言葉が続いた。



で。
「何をしようと思ってますか?」
と尋ねられたので、
「カフェをしたい。」
と言うと、
怒涛のごとく、こんなこともできるしこんなこともできる。いろんなアイディアを出してくれて、思いつくままに、ホワイトボードにフリーでいっぱいそれを殴り書きして書いていって、結論としては、それを事業計画書にまとめていきなさいと。
なんのためかと言うと、融資の為なのですわ・・。


「中南和で、女性で、起業したいと考えていて、人脈があり、腕があり、意欲がある・・・。あなたなら、絶対通る。保証協会と公庫とあるけど、とにかく500万ぐらい、申請したらきっと出ますよ。どうです?」


次々と恐ろしいお言葉が飛び出てきます。
自己資金のことすら聞かれません。
自己資金なくてもいいんだろうか??全部借りれるの?


「500ぐらい、たかがしれてますやん。事務所を改装するんでしょ?っていうことは自宅のようなものでしょ?お家賃が要りませんやん。それ大きいですよ。吉野町さんって「企業補助金」ありますのん!?それはいい!大きいですやん。」


「しっかり計画を書きましょうか。まずは、メニュー考えてください。近所の人がターゲットですか?それとも観光客?両方か~。コンセプトがずれますねぇ。どっちつかずになったらやりにくいでしょ。でも、生き残ってる「カフェ」はみんな「ウリ」になる物を持ってるんですよ。あなた、何が得意?」


「何が得意…と言われて、何をしたらいいか、迷いますよ。今からだったら、何でもできるから。でも、とにかくランチの提供をしたいです。杉の家でモーニングして自信がついたから、モーニングもやりたいんです。ケーキも焼きたいです。」
「ほーすごいですね。何もかもすると、人が要りますよね。どなたか雇いますん?」
「それもまだ決めてないですよ。人を雇うと、また利益を出さないといけなくなるから。」
「そうなんですよ。でも、人を雇用するときの補助金なら、ありますよ。創業してからの話ですけどね。とにかく、始めさえしてくれれば、こちらで精いっぱいお世話させてもらいますよ。」
「・・・。」



いやー・・・。


「こんな歳でも、大丈夫でしょうかね・・?」
「おいくつ?」
「56」
「余裕ですよ。それ以上の方、いくらでもおられます。」
「ほへぇ・・。」



「あのね、予算というものがあってね、公庫もね、使ってもらわないといけないわけですよ。もちろん、やみくもに貸すことはできないからね、金額の根拠もいるし、どんな商売をしてちゃんと回収を見込めるか精査するわけです。
それに選ばれる可能性が、あなたの場合、すごく大きい。なんでかと言うと、今、奈良県だと、中部南部あたりの地域に力入れてますし、そして女性の仕事の進出にも力を入れてるんですよ。今の時期ね。だから、きちんとしたメニューを作って、一か月の売り上げをどれぐらい見込んで、一日の売り上げを換算して、コーヒー何杯、ランチ何食、モーニング何食、売れるかどうかを出していくわけですわ。」


担当さん、2人いましたが、まくしたてられてました。
まぁとにかく、勢いはすごかったです。




わし・・・はい、はい、と聞いてました。


メニューは・・。
ヤマトポークのキーマカレーと、シーフードのココナッツカレーの二種がいいな。
カレーに、ヤマトポークのトンカツ乗せるのもいいしな。コロッケもね。
あとは、吉野のお豆腐入りの和風ハンバーグ。
それと、大和地鶏のソテーの、和歌山オレンジソース。
大和当帰(和製はーぶ)使った生春巻きも、いいよな。
近所の野菜作ってる若者がいるから、変った食材作ってもらって、買うから分けてって頼もうかな。
卵は、地元に養鶏所があって、ブランド卵 MICA卵って言うのがあるから、それを使おうかな。



まだ、輪郭がぼーっとして、計画書にできるほどじゃないけど、夢だけ。
夢だけ広げてる。



「夢を、実現させましょう。」


そんな、うすら寒い事を言ってのける、あの、よろず支援拠点の二人は、
いったい何者だろう・・(いや、相談員なんだけど)
なんの根拠で、わしに、「できる」と言うのだろう・・。



中小企業庁って書いてあるなぁ。


公的機関なのかな。よくわかんねーや。



「利息なんて、しれてますで。金利の低い有利な制度がいっぱいあるから。」




そうか。


借りるか。


借りて、返すか。


うむ。




とにかく。


書こう。メニューから。。。

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