ゴミ出しとカラス
忘れっぽい私は、ゴミの日いつも忘れてますから、
・・ゴミ収集車が来る1時間ぐらい前には、
夫さんが「ゴミ。」と私に告げたものでした。
ゴミを出すのは主婦の仕事で、
夫さんは、自分の仕事ではないと思っているから、
同じように店ににいるのに、そんなふうに命令するんですね。
夫に言われたことを妻がするのは当たり前と思ってましたから、
純粋だった私は、「はいはい。」と、
せっせと台所やらあちこちからごみを集めて、袋にまとめて、
所定の場所に出しておりました。
あ、最近は夫さんもやってますよ。半々ぐらいです。
まだ「生ごみ」は怖いようで台所周辺のゴミは私に「取ってきて。」とか、うまく頼んできますけどね。それも私がいないときは自分でしたりしてるようです。
ずいぶん賢くなりました。(病気やってみるもんですね。)
わしも仕事してるし、一緒に生活してるんですから、当然っちゃ当然だけど、
今までやらなかったものをしているってのは、その点、評価したいです。
ところでですね。最近、町のゴミ集めのシステムが変わりまして、
わりと収集時間が変則的になってます。
収集場所はうちの前なので、自分ちが出したゴミが、わたしの席から見えます。
(店の前に車を置いていなかったらだけど)
生活の1シーンだと思ってるから、場所も時間も特に問題はないんだけど、
先日、カラスがきて、ゴミ袋を破りました。これは問題です。
袋には布ガムテープ貼って、飛び散ってた中身のジャガイモの皮とか、拾い集めてもう一度入れて修復。
収集車が来るまで、見張らねばなりません・・・。
↑これ、ゴミ ↑この辺の真ん中飛んでるやつがカラス。
もっとゴミの近くにいたのに、写真撮ろうとしたら飛んで逃げた。
木材市場の向こう側の小さい電柱に止まったのを、拡大して撮りました。
きゃつは賢いので、近づくとすぐ逃げます。だから遠目でしか撮れない。
で、人間が去るのを気長に待ってて、また飛んできます。しつこい。
カラスより私のほうが記憶力も集中力もバカなので、
油断できないのが、つらいです。
ぼーっとしてる間にまたやられました。
網やらBOXなんかを工夫しているところもあるようだけど、
うちの前は、木材市場も動いていてて、しょっちゅう人間が行き来してるから、そういう対策もしてないんですよね。
収集車の時間が不定期になって、ずっと見張ってないといけないよ。
しばらくして、やっと収集車が持って行ってくれた。
と思ってたら、カラスくん、何もないのにまた来てた。
かしこいようで、やっぱり鳥の頭なのか・・。
でもそのうち、ちゃんと学習するんだろうか~。
犬の散歩してるときなんかに電柱の上に止まってるカラスに
「アホー」と声をかけたりすると、
「グァー!」
と言い返されるときがあります・・。
たまたまかもしれないけど、なんか怖い。
なんか・・・ちゃんと意思があって、感情もあって、記憶力もあって、
私がばかにしたように「アホー」と言ったことを根に持ったりして、
いつか仕返しされるんじゃないかしら・・と、ちょっと不安になります。
変なところで動物に対する畏怖の念、抱いてしまいますね。