カフェを開きたいと思っていた。


カフェを開くのが長年の夢で。だからこのブログの看板にしてみたのです。

夢を見続けてて、とりあえず、目の前の生活をぼちぼち頑張る毎日。
そこからちょっとのきっかけで夢が動き出し、ついにカフェが現実に!!

さて、ここがゴール?
いえいえいえいえ、ここからがスタート。

自分のカフェを持ち、理想と現実のギャップに悩み。
絶賛、試行錯誤と暗中模索の繰り返し。

みたいな日記。

秋のトラウマ

夫が言った。
「またコンバイン運んだらなあかんなぁ・・・。」




「う・・。」


去年までなんともなかった言葉だが,
今,走馬灯のようにつらかった出来事が思い出された。


ああ,これがトラウマと言うものか。


夫は 昨年,コンバインを運んだお礼にもらったお米30kgを,
タイタン(積車)の助手席に乗せて運転していて,
急ブレーキをしたのか何かしらんけど,バランスを崩しコメの袋を倒して,
コックピットにぶちまけたのだ。
カーブの度に,ざざざ ざざざ ざざざと
運転席の方へと流れ来るコメの波が恐怖だったそうだ。

⇑ これがお米に埋め尽くされた 3tトラックの助手席の足元だ。
これを,このお米を,私はひとりで拾いきったのだ。


夫は「あらかた拾ったら掃除機で吸うか?」と言ったが,
わたしゃなんの使命感に燃えたのか,自分から
「いや,がんばる」と言った。
米に埋もれた工具をひとつひとつ取りだして,
マットの下も,座席シートの下も,なんかの隙間に入り込んだのも,
ドアを開ける時もビニールやバケツで受けて。


もちろん土足厳禁なんてやってない。
ゴミや土や石が混ざっていた。
そういうゴミは取り除いてから精米した。
精米してやっとこ終わったかと思ったら,そうではなくて,
もともと,売るためのお米ではなくて,あまり手入れしていないのか
精米したのに雑草の種や,未熟な米や虫食い米等が混ざっていて,
それの選別も大変だった。
お米を洗っても洗っても,黒いものがちらちら見える。
洗米しながら目視で,全部 丁寧に取り除いた。
食べるまでが,本当に大変だったけど,ちゃんとおいしく食べた。
30kg全部食べきった時はすがすがしい気持ちになったものだ。



それが,
一年経った今,「コンバイン」と言う単語を聞いただけで,


胃に しくっ ・・と重みを感じる。



夫のトラウマは,もっとかもしれないな。と思った。
だから黙っていようかな・・と思ったけど,
やっぱり,口に出さずにはいられなかった。


「今度はこぼさないように注意してね。」


このように,丁寧な言葉をなげておいた。



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