カフェを開きたいと思っていた。


カフェを開くのが長年の夢で。だからこのブログの看板にしてみたのです。

夢を見続けてて、とりあえず、目の前の生活をぼちぼち頑張る毎日。
そこからちょっとのきっかけで夢が動き出し、ついにカフェが現実に!!

さて、ここがゴール?
いえいえいえいえ、ここからがスタート。

自分のカフェを持ち、理想と現実のギャップに悩み。
絶賛、試行錯誤と暗中模索の繰り返し。

みたいな日記。

授業のお手伝い

今年の 春 に町教育委員会からのボランティアの募集があった。
家庭科の授業が先生一人ではうまく進まないので,
お手伝いいただきたいというものだ。


わたしは腕に覚えはないのだが,
なんとなく子どもと関わりたい気持ちがあったので,登録しておいた。
んですっかり忘れていたけれども,
半年たって,要請があった。


町には小学校がふたつあり,それぞれ5年6年が裁縫の授業が3回ずつ。
12回!? そんなにしょっちゅう仕事の穴開けられまへん。ってことで,
5年生だけにしてもらった。(6回でも結構多い)
1回の授業にお手伝いは2人~3人。先生を含めて3~4人体制だ。


授業の内容は,キルティングの生地でナップサックを作るというもので,
現時点で,吉野小学校へ2回,吉野北小学校へ1回,合計3回参加してきたところ。
これね,
ふたつの学校へ行くからいろいろ比べてしまうんだけどね。
それがおもしろい。
子どものようすも違うし,先生も違う。
それで,全然ちがうのだ。


普通の袋物を縫うときは,生地の端の始末をしたら,開きどまりまで脇を縫い,
開き部分の縫い代をミシンで押さえてから,
ひもを通す口部分を折って縫う。という工程でするものだと思っていたんだけれども,


授業ではさきに4つの角を三角に折って縫ってしまう。
次にひも遠しの口部分を折って,縫ってしまう。
という簡単な方法を取っている。


それはどちらの学校も同じなのだけれども,


よしの小では
ボランティアが入るまでに,ミシンの扱いは雑巾を縫わせて練習させておいて,
我々が補助に入ってからは
角を折るための型紙を作って,マチ針を打ってからしつけ縫いをさせて
マチ針は全部はずしてからミシンをかける。


きた小では,
ミシンの扱いから,我々ボランティアがサポートして糸かけの練習から叩き込んで
本番のナップサックはしつけ縫いはさせずに,
マチ針を打って,そのままミシンで縫わせてしまう。


先生の性格もよくでていて,
吉野小ではどのあたりを補助するとかの指示が大雑把で,
生徒からヘルプが入ったら助けてあげてくださいって感じだったけれども
北小の先生は(こちらの方がちょっと若い)あらかじめ担当の机を決めて,
この子がむずかしいので,ここは私が見ます。と言うような指示があった。


子ども?は学年によってまたいろいろ空気が違うようだが,
今の5年生はどちらも素直な子が多い。


下糸がこんがらがって,「せんせーい」
縫い目が歪んでしまって「せんせーい」
しつけ糸が抜けてしまって「せんせーい」
ミシンの針が折れて「せんせーい」
各工程で「せんせーこれでいいですかー」の声に,
いちいち対応していたらまぁ・・
ちょっと授業はガタガタになるだろうな,たしかに。
そのためのボランティアだ。


どちらの先生も試行錯誤があり,
あーでもないこーでもない,こーするとうまくいく,こーしたらスムーズと
私達ボランティアの進言や疑問をよく拾って答えてくれる。
うむ,よい先生たちである。


結局,
どちらの先生のやり方でも,
小学校のミシンの授業で身につけられるものなんて限界があり,
子ども達に残るのは「ナップサック作った!」だけで,
必要充分なんだろうなと思った。
・・・思ったけど,


我々ボランティアが入るんだから,そう,我々がもっと極めれば,
ミシンの扱いも吸収できるかもしれないし,
完成度の高いものもできるかもしれない・・・
という欲がちょびっと・・湧いてきたw
お給料もらえるんなら,
もっと責任持ってノウハウ高めていって授業受け持ってもよかろうが・・


ま まだこのボランティアお試し企画だしな。
外部の物が中心になって授業をするというのはどうか・・
資質の高いぼらんてぃばかりとかぎらないし(自分も含めて)
子どもにいらんこと教えるやからが出てくるとも限らない・・。
継続的な活動にするには,不確定要素が多すぎるな。



いかんいかん。
もう考えるのやめよう。
深くかかわると,にげられなくなるぞ。
くわばらくわばら。
さわらぬ神にたたりなしでござる。

×

非ログインユーザーとして返信する